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AQUA WORLD 3

2013年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年08月

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底砂特集

暑い日が続いてますな
少し前になりますがカルシウムリアクタ-のメディアの記事を書きましたので、その続きとして今回は底砂をテ-マにしてみました。今まで使った底砂を書き出してみると、これが結構いろんな底砂を使ってきたんだぁ~と自分でも驚いています。



ULNS(Ultra Low Nutrient System)

このシステムではライブサンドは使用しない。今まで私がZeoVitで底砂として使用してきた特長など記載しておきます。


■Zeo Vit

ZEO2
  
   
 
 
1)ARMのメディア
 
600×450の水槽でテスト的にZeo vitを始めたときに使用しました。メリットとしてはカルシウムメディアなのでおかしな成分が染み出てくる心配はありません。軽く洗って使える。デメリットとしては底砂にするにはメディアですからコスト高、それと比重が軽いので水流が強いと舞うことがあります。コケ対策になまこを入れてたんですが、しばしばナマコの糞(底砂)が排泄すると舞ってました(笑) おススメできないな、どうせメディアを使うのなら下に紹介しているコラリスの方が適しています。


 
2)カリブシ-フロリダクラッシュコ-ラル

1500×600の水槽で初期に使用しました。メリットとしてはアラゴナイトなのでメディアにも使えるるものです。ただ保管が悪いのか木の屑などが混じっていますので、一応RO水に付けてアク抜きはしました。比重がありますので強い水流で舞うことはありません、水流をガンガン作りたい人向けです。前回A RM で懲りてるので比重があるものを選びました。デメリットとしては、粒が大きいためコケ対応は、ナマコ不可、マガキ、ムシロ貝、ヤドカリなどに頼ることになります。それでも粒が大きいせいかデトリタスも溜まりにくかったですし 結果的には扱いやすかったですよ。





ZEO1  


フロリダ-クラッシュコ-ラルを使用していたZEOVIT水槽





3)Korallen-zucht アラゴナイトサンド

現在使用している底砂です。私がゼオビットを始めたときは、まだ日本では販売されてなかったんですよね。メリットとしてはzeoマニュアルに書いてますが軽く洗ってすぐ使えること、KZの商品は高い商品が多いですが、これはお買い得商品ではないでしょうか?コケやデトリタス対策にナマコ対応もできますし適度な比重があります。ちなみに現在は底砂の厚みとしては2cm程度にしています。この商品人気なので欠品することも多いようです。裏ワザとしてどうしてもお急ぎの方はコラリスのMメディアを使うと良い。KZとほぼ同じ大きさのアラゴナイトです。

  
  


  
クロシマホンヤドカリ 


最近のお気に入りは
クロシマホンヤドカリ君 
底砂を一粒づつきれいに掃除してくれる。



ZEO VITシステムでは以上のようなものを底砂として使ってきました。アラゴナイトじゃないとうまく立ち上がらないわけではないと思いますが、 ただゼオマニュアルにあるようにライブサンドは使わない方が良いでしょう。また
Caリアクタ-のメンテナンスの記事に書いたようにふるいで軽く洗っておくと微砂が除去でき投入しても早く濁りがとれるでしょう。








Natural System



ナチュラルシステムには大きく分けてベルリン、DSB、プレナムがあると思いますが、EcoSystemもナチュラルシステムですね。ヨッシ-流ナチュラルシステムとしては厚底にするのが基本スタイルです。厚底にするメリットしては浄化作用があるということ。5cmくらい敷くと表層部分で硝化作用があり、底部では脱窒による還元作用で珊瑚が生息しやすい低栄養塩環境を造り出せます。栄養塩を下げるために添加剤などを入れなくても自然任せで下がりますから楽ですね。しかし、デメリットもあります。底砂を簡単に抜いたり弄ったりできないので魚の排泄物や残り餌の処理、特にデトリタス対策として掃除しやすいライブロックの組み方の工夫や水流にも拘っておきたい。EcoSystem時代はデトリタス対策、魚の遊泳スペ-ス確保のため背面もスクレパ-で掃除できるくらいのスペ-スを確保していました。画像(下)くらいのライブロックや珊瑚の量がメンテしやすくて丁度よかったですね。




eco2


EcoSysem    照明はMT-250 2台 ス-パク-ル 2台

この夏もメタハラで乗り切る人の為に、私は試さず終いでしたが USHIO14000K の玉なんてのもあります。ちなみにJohn Coppolinoさんも使用している玉なので良い色上がりするかもよ!USHIO電気さんに訊くと日本では取り扱いしてない商品とのことでした。(MARIN DEPOT) 




■ベルリン 、EcoSysem

1)アラゴナイトサンド


Carib sea


Nature's Ocean

いろんなメ-カから出ておりますが、ほとんどの銘柄を使ってますね(汗)今の水槽の前には900の水槽、450のキュ-ブハタゴ水槽、200の実験水槽と立ち上げてはリセットしておりまして、そんなこんなで底砂はいろいろと使ってきたんですよ(笑)どれも似たり寄ったりですので粒の大きさで選べばいいとは思いますが、しかし、サモアピンク だけは、ピンクが目立ちすぎて見た目で好きになれなかったなぁ。おススメとしては、 5cmくらいになるように2種類以上混ぜます。ブレンドとしては、一番底にはバッファ効果を期待してアラゴナイト、あとはお好みの粒の大きさのバクテリア付きとバクテリアが付着していないものを選択、いずれバクテリアが増殖するからライブサンドは少なくていいとアドバイス受けたこともあったんですが、経験上ライブサンドをたくさん使うほどシステム的には早く安定するように思います。 とはいっても焦ってやると思ったように立ち上がってこないのですよね。ほんとうのシステム安定というところではどんなシステムでも6ヶ月くらい経たないと手応えを感じられないもんです。
 




2)
CPファ-ムアラゴナイトライブサンド



これぞ本物のライブサンドといえるでしょう。その新鮮さは使ってみればすぐにわかるはず。投入したときの海水のギラギラ感がすごいです。短所としてはあまり白くない。使ってくるうちに白さなどすぐに無くなってしまうのですが気になる方はCPファ-ムの底砂を底に投入して上層に白っぽいサンドを使えばよろしいかと思います。または見えない背面に敷くなど工夫すればよい、あとデメリットとして沖縄の海水で漬け込んで作ったライブサンドなので厄介物を招き入れる可能性がないとはいい切れない。ヒザラガイは居たかな?しかし、この鮮度は一度は味わっていただきたい。私が次回ナチュラルシステムするなら絶対に使うだろう。調子が落ちたときなどにも効果があると思います。時間と共に生物層も次第に減少していきますので、新しいライブロックや新鮮な底砂を足すのも一つの方法でしょう。自然には勝てませんね。ちなみに底砂を足すときは少し大きめの塩ビ菅を使って静かに投入すれば良いです。 




eco1
 
 


懐かしいね・・・。EcoSysemの設置当時を振り返ってみます。底砂のメ-カに拘りはありませんでした。EcoSysemスタ-ト時は厚みとしては2cm、あえて脱窒しない程度としました。その理由ですが海藻、エコマッドがどれだけ低栄塩環境にできる能力があるのか見極める為です。ちなみにエコマッドは3.5cmと基本決められており、泥なので脱窒効果も高いんじゃないかと期待してましたがそれほどでもなかったです。魚の数(12匹ほど)が増加するにしたがい比例して硝酸塩が高まって処理しきれなくなってきまして、立ち上げ半年ほどで底砂を5cmにしました。EcoSysemで飼育している人はめっきり少なくなってしまいましたが面白いですよ、最近までyasuさん が海藻を育ててたようですが私もエコしたくて堪りませんでした。今だったらLEDも発展しましたし海藻にいろんな波長あてて
光合成色素を観察するのも楽しいと思います。EcoSysemの特徴としてEco層を設けてありますのでプランクトンの発生量も多く、顕微鏡で覗いてみると、さらに様々なプランクトンを見て楽しめます。エコじゃなくてもレフジュ-ムでもいいので設置してみてはいかがでしょうか。

※顕微鏡覗いていたときの記事は こちら



最近は、真っ白な砂をあちこちの店で見かけますね、ELOS、ATI。。。機会があったら使ってみたいと思います。あとラパスさん のPB商品でジョ-フィシュ専用に独自ブレンドしたものもありましたね。
あれこれ書き出してみましたが、何かの参考になれば幸いです。









ニシキ


   

アキュリさんで買った思い出深~~いニシキヤッコ
エコスシテムにしてから体色はすごく良くなったのだ。                               
ニシキヤッコ飼いたいなぁ~~


 
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